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【中国 蘇州】「美しき東洋のベニス」蘇州で仕事をする魅力、日本人向け求人最新情報

江蘇省蘇州という都市をご存知でしょうか。
上海から100Kmの距離で「東洋のベニス」とも謳われるほど美しい風情がありながら都会的でモダンな一面も持ち合わせるとても美しい都市です。

今日は、10月から提携を始めた蘇州の人材紹介会社、蘇州プライム人材コンサルティング有限公司の植田一美さんに蘇州の日本人向け求人の傾向、蘇州という都市の魅力、現地での生活情報について詳しくインタビューしました。

 

蘇州(そしゅう)市について


*写真は蘇州観光HPからお借りしました。

まずは、蘇州市の概要を見ていきましょう

位置 中華人民共和国江蘇省東南部に位置する地級市。
上海からは高速鉄道で約30分
面積 8500㎢(広島県とほぼ同じ)
人口 約1300万人
言語 中国語(標準語)、蘇州弁
特徴 いたるとことろに運河が流れる水の都として有名。
進出日系企業数 日本商工会に登録しているのが600社ほど。非登録の企業も入れると約1000社ほど
在邦人数 約1万人

 

製造業の街からハイテク産業の街として変化を遂げている蘇州

元々蘇州は製造の街として栄えてきました。
自動車の部品メーカー、プラスティックの成型や電子部品のメーカー等ですね。

今も製造業は8割を占めていますが、2000年ごろから蘇州政府が力を入れて誘致しているのが、ハイテク産業、サービス業、金融などの業種です。

製造業で発展してきた街と聞くと公害もひどいかと思われがちですが、蘇州政府は近年公害の規制にとても厳しく、環境を守る政策を強く打ち出しているんです。
また、今力を入れているハイテク産業、金融業を今後担っていける人材の育成にも力を入れていて今まさに変革を遂げています。

蘇州は大きく3つのエリアに分かれています。
「新区」「園区」そして「市内」。

新区は日系企業が多く存在しています。日本人学校があり日本食屋が立ち並ぶ路や、大きなショッピングモールなどがあり、日本人の方が住みやすい街になっています。

園区は蘇州市政府とシンガポール政府で共同開発された中国唯一の国際的な政府間合作開発区。
街並みはどこかシンガポールを思わせるモダンで都会的な建物や商業施設が並んでいます。
また、蘇州政府も外資プロジェクトを積極的に誘致したり、優遇された税率政策を取り入れるなどのサポートを十分にしているため、優秀な企業、人材が多いのも特徴です。

市内は、昔ながらの企業や、現地の方が住んでいる地域です。

蘇州は観光地としても有名な場所で、古い水郷の街並みや世界遺産も沢山ある美しい都市です。
歴史的な一面、そして現代的な一面の二面を持ち合わせうまく共存しているところが蘇州の一番の魅力だと思います。

 

日本人求人に多い職種、求められている人材


一般的に日本人に求められているのは、スタッフのへの技術指導や、ビジネス感覚、そしてコミュニケーションの取り方などです。

シニア世代の需要が高い!?技術系求人職

製造業の企業も多いので、品質管理や技術系で日本人の需要は高いです。
特に中国企業で求めているのは、シニア世代の熟練した技術をお持ちの方。

技術系の職であれば語学力は求められないことが多いです。
また、近年中国の国力が上がってきたことで、給料や福利厚生の面でも日本国内と比べても引けをとりません。
もし、まだまだ技術を生かして活躍したいと思っているシニア世代の方がいたら、中国転職はチャンスだと思います。
もちろんシニアだけでなく製造の現場でキャリアを築きたい若手も大募集中です!

中国では女性の営業が求められている!?


営業職というと、一般的には男性の需要が多いのかと思いますよね。
特に製造業だと特にそういうイメージはありますが、実は中国では女性の営業の方がとても多いです。
中国人の女性は逞しい人が多いですし、男性に比べて女性の方がお金のやりくりがうまかったり、責任感がある方が多い(笑)といって女性の営業が好まれる傾向もあります。

求められる語学力

営業職だと、HSK5級ほどあれば、問題なく現地でもスムーズに業務に入っていけるでしょう。
もし、現在そこまでの中国語のレベルでなかったとしても蘇州は日本語ができる中国人も多いですし、最近の若い日本人の方達を見ていると6ヶ月ほど現地で生活していたら、ある程度わかるようになる人も多いので、語学を習得する気持ちがあるならすぐに慣れると思います。

HSK (漢語水平考試)とは
漢語水平考試は、中国の教育部が認定する国際的な中国語の語学検定試験である。中国語を母語としない学習者が対象。

HSKのレベルについては過去ブログのこちらで詳しく紹介しています。
合わせてどうぞ
新卒で中国就職を目指す方法【就活前に準備すべき項目を解説します】

 

中国人から見る日本人とは?中国人とうまく働く方法とは

中国人が見る日本人のイメージ

中国人が最初にいる日本人の印象は何といっても「真面目」です。
几帳面で、時間に厳しい。
性格は温厚な方が多い。という印象が一般的です。

中国人の特徴

中国は「合理主義」に物事を考える方が多く、根回ししたり遠まわしに話をするなどということがなく分かりやすい部分もあります。
なので、良い意味では意思決定が早かったりしますが、後先を考えて行動せず、「まずやってみよう」というのがスタートラインのため、日本人の感覚とはすこし異なります。
とても、明るい方たちで国民性としては、家族を大事にする、子供に優しい、人間味がある人が多いですね。
職場とプライベートを分けることはあまりなく、弊社の社員も週末などは家族で会って子供といっしょに出かけたり、おうちで料理を食べたりみんな仲良くしています。

中国人と働く際のアドバイス

残業の習慣がないので、残業を強要することはあまりしない方がいいと思います。
また面子をとても大事にしているので、例えばみんなの前で特定の方だけ怒ったり注意したりしない方が良いですね。

中国人は何かの機会に振る舞うことが大好き。
日本では割り勘も最近は一般的になってきましたが、中国ではあまりその習慣はないです。
もし奢ってもらう機会があればその好意を素直に受け入れて、またお返しできる機会があればとても喜んでくれると思います。

 

中国での就労ビザについて

2年前から中国の就労ビザの規定が変更し、ポイント制になったのは有名ですが、エリアによってもビザの取得がしやすい、難しいという状況があります。
通常1年更新で、取得時間はスムーズに進んで約1ヶ月半ほどかかります。

営業職などでは4年生大学卒で、2年ほどの関連業務での就労経験があればBランクのポイントが取れます。
ほとんどの日本人人材はこちらに当てはまることが多いですね。

高卒の方でも技術系の職種だと、例えば資格証明書だったり大手企業での就業経験がある方は優位になりますのでまずはご相談ください。

*中国のビザに関しては過去ブログのこちらで詳しく解説しています。
ビザ取得に必要なポイント表も掲載しているので是非参考にしてみてくださいね。
中国で働くための求人サイト5選【就労ビザ難化の噂も解説】

面接はスカイプで行いますか?


中国では「Wechat」が一番普及しているので、一時面接もwechatを通してやることが一般的です。
二次面接は、日系企業の場合直接現地での面接を希望される企業が多いです。
または、日本に本社のある企業だと、本社の人事と面接というケースもよくあります。

中国企業の場合は二次面接もwechatを通してやりましょうというところが多くて。
中国就職を視野に入れている方はぜひ事前にインストールしておくことをお勧めします!

*We chat
Tencent(騰訊)が2011年にリリースした、文字や音声、写真や動画、グループチャットなどでコミュニケーション通知など基本機能が出来る無料メッセージアプリで、Weiboなどと並び中国最大人気SNSの1つです。
ユーザー数は中国国内約7億、世界で12億以上、月間アクティブユーザーは8.89億以上と、世界でも最大規模の人気アプリとなっています。

福利厚生について(医療保険・その他手当)

中国では日本のような国民健康保険制度がありますが、保証としてはそこまで優れたものではないので、70%くらいの企業は現地採用向けに海外医療保険を提供しています。

万が一応募先の企業で保険がない場合は、ご自身でどこか民間の保険会社と契約することをおすすめします。
国が提供している健康保険制度を使って病院に行くこともできるのですが、日本と違ってどこの病院でもかかれる訳ではないんです。
自分が居住している地域の指定病院のみの適用や、診察後の申請が結構手間がかかるものだったりするので、その負担や心配を軽減するためにも何らかの民間医療保険に入っておくと緊急の場合も安心ですよ。

そして住宅補助や一時帰国手当を提供する企業も最近は増えてきました。

中国人が選ぶ住みたい都市No1にも選ばれたこともある蘇州の生活とは!?


蘇州は仕事をして住むには最適な街です。

北京や上海ほど大都市ではないのですが、ちょうど良いサイズの都市で、そして自然も豊か。
海外経験が初めての日本人の方でも無理なく現地の生活に馴染まれる方が多いです。
蘇州政府が外資系企業を積極的に誘致しているので、週末のオープンカフェには外国人の姿がとても多い。
その光景は一瞬中国にいることを忘れてしまうほどです。

日本人学校や、インターナショナルスクールも多いので、単身者だけでなく家族連れでも生活できる環境が整っています。

生活費について

上海より蘇州の方が平均給料は高い傾向にありますが、生活費は上海の3分の1ほど。
蘇州にはワンルームが少なく、2LDKほどの物件が多いのですが現地採用の日本人が住む一般的な物件は、駅近で2LDKで7万円-9万円ほどから可能です。

毎食を日本食レストランにすると高くつきますが、自炊中心の生活にしたら、食費は単身者で月に約1万円ほどでしょうか。

豚肉や鶏肉は質の良いものがとても安く手に入りますし、ローカルマーケットで売っている野菜は新鮮なものも多いのでオススメです。
上海からのデリバリーも便利で新鮮なお刺身などもオーダーすることができます。

ランチは、定食でサラダ、デザート、コーヒー付きで約800円ほどでお腹いっぱいたべれる所が多いですよ。

最後に蘇州就職を検討されている方にメッセージをお願いします。

もし、中国就職に興味があれば、まず飛び込んでみることをオススメします。

日本では中国に関するニュースはネガティブなものも多いかと思いますが、それが全ての中国ではないことを知ってもらいたいですね。
その中でも蘇州は環境もよく、国民性も高く働くにも住むにも最適な場所です。
是非一度足を運んでみてください。
新しい中国を発見してもらえると思います。
皆様からのご連絡をお待ちしております!

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本日のインタビュー記事を読んで蘇州就職が気になる方は、ぜひ無料相談までお問い合わせください。

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